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失敗をやらかしました。。大根、カブ、葉物。。

こんにちは!
ブログへのご訪問ありがとうございます。
にじのわファームの井上です。

農薬と化学肥料は使わず、
有機栽培で雑穀と野菜を育てています。
子どもも喜んで野菜を食べると好評です ^ ^

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失敗をやらかしました。
それも一番いけない失敗です。。

9月10日に種まきした大根やカブ、
小松菜が枯れてしまいました。。

発芽して途中までは順調に育っていたのですが
傾斜のある畝の中腹あたりの作物が
すこしずつ枯れていくんです。

あれ、なんか葉っぱが減っている?
と気づいた日から
2〜3日で症状が目立つようになり
異変が起きていると気づきました。

コオロギや虫による食害?

食害なら葉っぱは虫の胃袋に消えるのですが
そうではない。

地面に萎れて枯れた葉っぱが残っています。

そして畝の下の方は元気に育っている。

これはどうやら土に原因があるぞ。。

そう、思い当たる原因があります。

作物が枯れたあたりの土は
トラクターで耕転した際に
十分に乾いていなくて
ねってしまったところです。

ねられてできた土の塊が
ゴロゴロとした状態になっています。

土の団粒構造がつぶれて
作物の根が呼吸できず
水を吸い上げられない状態に
なってしまっているのでしょう。。

病気の可能性もありますが
おそらくこれが原因だと考えました。

トラクターで耕転するとき
雨の後で土がまだ湿っていたので
あと1日は待った方がいいかなと
考えたのですが

作業日程的にその日に耕転したくて
トラクターをかけてしまったんです。

畝の下の方は問題なかったのですが
中腹から上の方は水分が多くて
土をねってゴロゴロしてしまいました。

種まきしたら無事に発芽して
その後も生長してくれていたので
まぁ多少の問題はありつつも
大丈夫かなと楽観視していたのですが

やはりダメでした。。

畝を高めにたてていたので
表土が乾燥しやすくて
追い討ちをかけたのだと思います。

土の団粒構造はとても大事な財産だから
乾く前にトラクターをかけてはいけないよ
作業日程ではなく土の状態を優先するんだよ
と篤農家さんに言われていました。

本当にその通りでした。

土や作物の都合でなく
自分都合でトラクターをかけると
作物が生育不良や枯れてしまうことを
身を持って経験しました。

土は農業すべての土台なので
一番いけない失敗です。

野菜達にごめんなさい。。

これからは絶対に気をつけようと
猛反省しました。

それから気を取り直して
野菜が枯れてしまった畝は
トラクターをかけて畝を立て直して
種をまき直しました。

一度壊れた団粒構造はすぐには戻らないので
場所によっては土がゴロゴロしています。
そこで畝は低めにしました。

一週間ほど前の出来事です。

まき直した種は無事に発芽しました。

ここから無事に育つかどうか
生育を見守ります。

気温が下がり出すこの時期は
種まきが1日遅れると
収穫が1週間遅れると言われます。

出荷スケジュールにも影響が出ます。

はぁ本当にいけない、いけない。。

今回のことは
気をつけていれば防げたことなので
強く肝に銘じます!

それでは
美味しくて立派な作物の収穫を目指して
今日も張り切って農作業します!

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