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確定申告・青色申告が無事完了しました!

こんにちは、ブログへのご訪問ありがとうございます。にじのわファームの井上です。
農薬と化学肥料は使わず、有機栽培で雑穀と野菜を育てています。

先日、2月17日(水)に確定申告・青色申告を無事完了しました(^^)v

ホッとして、とてもスッキリしました!

確定申告は昨年やその前にもしていましたが、青色申告は今回が初めて。私のような個人事業主の場合、青色申告は避けて通ることはできません。税制上のメリットも多いので、面倒でもやるしかない!と、何もわからないところからスタートして、ネットで調べたり、本を読んだりして、一つ一つやっていくうちに、なんとなくわかってきて、何とか完了することができました。これで今後も続けていくことができます。それにしても終わって本当にスッキリしました。

青色申告をするにあたって、クラウド会計ソフトを導入しました。クラウド版にしたのは、知合いがパッケージソフトからクラウドソフトに変えて良かったと言っていたからです。ネットで調べると、freee、マネーフォワード、弥生がトップ3とのこと。その中で農業版の青色申告書類に完全対応しているのはfreeeだけのようだったので、freeeを導入しました。

家計簿にはマネーフォワードMEを使ってインターフェースに慣れていたので、できればマネーフォワードにしたかったのですが、どうやら農業版青色申告書類には対応していないようでやめました。
会計に詳しければ自分で青色申告書類に必要事項を書けるのでしょうが、私は青色申告初心者かつ会計初心者なので、よくわからないことは極力避けたいと思いfreeeにしました。

結論から言えば、freeeにしてよかったです。
他のソフトは使っていないので比較はできないのですが、freeeは慣れて仕組みを理解すると会計ソフトとして使いやすいし、家計簿に近い感覚で入力できるし、何と言っても農業版の青色申告書類に対応してくれているので、自動で書類にプロットしてくれるので助かりました。

●農業版の青色申告書類↓

農業は他の産業と異なる勘定科目が違うため、農業用の青色申告書類があるんです。例えば種苗費、肥料費、飼料費などです。
 freeeはこの書式と勘定科目に対応しているので、普段の会計を入力してれば、そのまま青色申告の書類をつくることができ大助かりです。

1月に入って確定申告の準備をしなければと思い、freeeを登録して、2020年の会計情報を1から入力しました。領収書を整理しながら入力入力入力。固定資産や開業費、減価償却、耐用年数など、わからないことが出てきたらネットで調べたり、本を読んだりして、なんとなく理解。とにかく地道な作業です。
損益計算書(CF)や貸借対照表(BS)については、会社員時代にグロービスで研修を受けていたので、何となく理解していて助かりました。

農業所得に関してはこうしてfreeeで対応したのですが、私の場合、デザイン制作の所得が少しあって、そちらは青色申告一般用なんです。
 freeeでは、農業と他の事業を分類して登録することができないので、一般用の方は別に対応する必要が出てきました。。。(-_-;)

そこで導入したのが「やるぞ!青色申告」というパッケージソフトです。
他のクラウドソフトを使おうかとも思ったのですが、デザイン制作の方はたまにやる副業で帳簿に記載する件数も少なく、その会計にコストをかけたくなかったので安価なパッケージソフトにしました。
さらに私の場合、パソコンがMacなので対応ソフトが少なく「やるぞ!青色申告」に落ち着いた次第です。

●やるぞ!青色申告ソフトと一般用の青色申告書類↓

「やるぞ!青色申告」を使ってみると、操作がfreeeに比べてわかりにくかったです。。freeeでなんとなく複式簿記を理解していたので何とかなりましたが、初めにこちらを操作していたら、ちんぷんかんぷんだったと思います。

あと、帳簿も青色申告のための帳簿付け機能で、ここに入力した内容から会計分析をしていくのは無理だなぁと思いました。やはり青色申告用のソフトですね。
freeeは会計ソフトなので、勘定科目や品目、メモタグごとに集計する機能があるので、会計分析もできて便利です。前述した通り、パッケージ版だとMacに対応した会計ソフトは少なく、弥生もMac非対応なのでクラウド会計ソフトにしてよかったと思いました。

そんなこんなで、苦労しつつもデザイン制作の青色申告書類も無事作成できました。

確定申告の書類は、国税庁Webサイトの確定申告書作成コーナーで作成し、プリントアウト。

2月17日に磐田税務署に持ち込んで提出まで無事完了しました。
本当にホッとして、スッキリしました。

大変でしたが、新しいことを覚えると、自分のアビリティが増えた感じがして気持ちいいですね(^^)

●ご参考までに、今回私が使用したソフトと参考書籍を下記にまとめます。
■青色申告<農業所得用>:クラウド会計ソフトfreee スタンダードプラン
■青色申告<一般用>:やるぞ!青色申告(パッケージソフト)
■確定申告書類作成:国税庁Webサイトの確定申告書作成コーナー
■参考書籍:下記の2点です↓


【左側】「いちばんやさしく丁寧に書いた青色申告の本」
青色申告の一般的なイロハを学ぶために読みました。

【右側】「青色申告から経営改善につなぐ勘定科目別農業簿記マニュアル」
全国農業会議所が出版している本です。農業用の勘定科目について詳しく書かれているのでおすすめです。
全国農業会議所のサイトやAmazonでも購入できます。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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