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亡妻あきこの三回忌

こんにちは、ブログへのご訪問ありがとうございます。にじのわファームの井上です。
農薬と化学肥料は使わず、有機栽培で雑穀と野菜を育てています。

今日2月11日はあきこの命日です。亡くなってから2年がたちました。

三回忌は新型コロナの社会情勢を反映して家族3人だけで執り行いました。

霊供膳は、もちろんつぶつぶ料理をつくりました。
五穀ごはんにエゴマふりかけ、高野豆腐と大根とワカメのお味噌汁、ヒエシチュー、切干大根のアワそぼろ煮、梅干し、たくあんです。
アワそぼろ煮に使う「うるちアワ」は私の畑でとれたものです。

命日のつぶつぶスイーツクッキングは、高キビチョコトリュフをつくりました。つぶつぶ料理コーチだったあきこが、最後に計画していたレッスンが高キビチョコトリュフです。

体調をくずしたので実現しませんでしたが、美味しいつくり方を伝えたいと、何度も試作してた姿を覚えています。冷蔵庫にたくさんの高キビ甘酒が残ってました。当時の私はそれを扱う術がわからず、引っ越しの時にごめんねと処分しました。

そんなことを思い出しながら、高キビチョコトリュフを初めてつくり、あきこにお供えしました。

あきこのレベルには及びませんが美味しくできました(^^)

2年たって、つぶつぶ料理を心から楽しめるようになってきました。今までももちろん楽しく料理してましたが、責任感と義務感が強かったと思います。最近は、自分からあれつくりたい♪これもつくってみたい♪と思うようになりました。前進です(^^)v


最近、ふと思ったことがあります。

あきこは亡くなって身体はないけど、
あきこの存在がなくなったわけではない。
あきこが生きたことがなくなるわけでもない。

あきこのことを思うとき、
あきこの言っていたことを思い出すとき、
あきこが大事にしていた生き方・暮らし方を私が実践するとき、

あきこの存在は私の心の中に生きている。
息子や娘、他の人達の心の中にも生きている。

そんな考えがふと頭に浮かびました。
同じようなことは宗教や信仰、
小説やドラマの一場面などでも言われていることで、
別に新しいことではないのですが、
今回、自分の言葉としてストンと腹落ちしました。

妙に納得して、なんとなく心の視界が晴れた気になりました。

時々さみしくなったり悲しくなることはありますが、
これからもあきこが大事にしていたことを私も大事にして、
暮らしの中で実践していこうと思います。


息子と娘も元気に伸びやかに成長してくれてます。
子ども達の笑顔にいつも元気をもらってます。

この2年、たくさんの人に心を寄せてもらい、
応援にささえられてきました。いつもありがとうございます!

そして、何かあるごとにはたらきかけてくれるあきこの魂に本当に感謝です!!

これからも家族で前を向いて楽しく暮らしていきます!!!

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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