こんにちは、ブログへのご訪問ありがとうございます。にじのわファームの井上です。
農薬と化学肥料は使わず、有機栽培で雑穀と野菜を育てています。
先日つぶつぶ雑穀栽培者ネット会議信州エリアに参加してきました。
つぶつぶ雑穀栽培者ネット会議は、雑穀栽培に関する情報交換と交流の場です。信州では今回が初開催、これまで東北で行っていた地域栽培者会議を信州エリアにも展開してくださいました。
日程は2021年1月13日、会場は長野県豊丘村、参加者は信州近辺の雑穀栽培者です。(つぶつぶの雑穀栽培は無農薬が基本です)

栽培者ネット事務局長の郷田さんも山形から来てくださり、質問に丁寧に答えてくださいました。
他の栽培者さんの事例やお話も参考になることが多く、とても刺激になりました。
私もこの2021年の栽培に向けての質問を色々することができ、やることがクリアになってきました。どういった機械を導入すればいいのかも先輩方からアドバイスをもらうことができ、とても有意義な場でした。ありがとうございます。
参加して思ったのは、こういう場と仕組みのあることの『ありがたさ』です。
・種継ぎがされているから、種を手に入れることができる。
・雑穀栽培の本があるから、初心者の私でも雑穀の栽培を始めることができる。
・情報が集約されていて、疑問があったらアドバイスを受けることができる。
・栽培した雑穀を買い取ってくれる。そして食べたい人に販売されている。
・栽培者同士で意見や情報を交換できる。
雑穀の存在が世の中から忘れられ埋もれていく中で、これらを一からつくるのは相当な時間と労力がかかったことと思います。
駆け出しの私でも安心して雑穀栽培に取り組むことができる場があることに感謝の気持ちでいっぱいになると同時に、
来年以降、自分の経験や事例が他の方の参考になれるよう励んでいきたいと思いました!
また、私の質問は2020年の反省をふまえて、
効率的に栽培するための機械化に終始してしまいましたが、
会が終わったあと、
ふと、
それ以上に大事なのは『美味しい雑穀をどう育てるか』という
『美味しさ』の方だったよなと、
そちらの質問が抜け落ちていたことに反省をしました(._.)
『美味しいものが安心して食べられる』
というのが真ん中にあって、
それをたくさんの人に安定して届けるために機械化という技術がある、
機械化はあくまで手段なんだよなと反省しました。
『美味しさ』を中心に置いて、自身の栽培技術を磨いていきます!!
今回の会議を通じて、本当にたくさんの学びと気づきと
今年の栽培に向けてのパワーをたくさんもらいました!
本当にありがとうございます!!!
会議の昼食は、もちろん雑穀を使ったつぶつぶ料理。
とてもおいしかったです(^^)


ここまで読んでくださってありがとうございました。